『パピヨン』予告編(ロングバージョン)

『パピヨン』予告編(ショートバージョン)

CAST&STAFF

CHARLIE HUNNAM

パピヨン|HENRI “PAPILLON” CHARRIÉREチャーリー・ハナム

イギリスとハリウッドの両方において、その才能とカリスマ性で観客と批評家たちの注目を集める俳優。
スリラー『ケイティ』(02)で映画デビューを果たした後、チャールズ・ディケンズの小説の映画化『ディケンズのニコラス・ニックルビー〈未〉』(02)のニコラス役で注目を集め、同作はゴールデングローブ賞の作品賞にノミネートされた。その後、チャールズ・フレイジャーのベストセラー小説を原作にした『コールド マウンテン』(03)に出演。「サン・オブ・アナーキー」(08-14)のジャックス・テラー役を7シーズン務め上げ、その放映をしたFXネットワーク史上最高の視聴率を獲得。その後、ガイ・リッチー監督作『キング・アーサー』(17)、ジェームズ・グレイ監督作『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(16)の主演を務める。2015年、ギレルモ・デル・トロ監督作『クリムゾン・ピーク』(15)に出演。なお、デル・トロ監督とは『パシフィック・リム』(13)で初仕事をしている。それ以前の出演作に、ジョーダン・ロバーツ監督作『3, 2, 1 … Frankie Go Boom(原題)』(12)、ステファン・ルツォヴィツキー監督作『デッドフォール極寒地帯〈未〉』(12)、レクシー・アレクサンダー監督作『フーリガン』(05)、アルフォンソ・キュアロン監督作『トゥモロー・ワールド』(06)などがある。最新作はベン・アフレック、オスカー・アイザック、ギャレット・ヘドランド、ペドロ・パスカルらと共演したNetflixオリジナル映画「トリプル・フロンティア」(19)。
待機作に、ヒュー・グラント、コリン・ファレル、マシュー・マコノヒー、ヘンリー・ゴールディングらと共演するガイ・リッチー監督作『The Gentlemen』(20)がある。
テレビでは、イギリスのヒットドラマ「QueerasFolk(原題)」(99-00)や、ジャド・アパトー製作のFOXシリーズ「Undeclared(原題)」(01-03)で観客と批評家から高い評価を得た。演技の追及に加え、いくつもの映画やテレビ作品において、脚本や製作を手掛けている。

RAMI MALEK

ルイ・ドガ|LOUIS DEGAラミ・マレック

エミー賞受賞俳優であり、USAネットワークの高い評価を得た心理スリラー「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(15-)の主演で知られている。同作は放送映画批評家協会賞を受賞したほか、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞、ピープルズ・チョイス・アワード、テレビ批評家協会賞のノミネートを果たしている。『ナイトミュージアム』(06)で映画デビューを果たし、2010年、長年の人気を誇るFOXシリーズ「24 TWENTYFOR」にゲスト出演し、印象に残る役を演じた。HBOミニシリーズ「ザ・パシフィック」(10)のスナフ役で高い評価を得た結果、トム・ハンクスにより『幸せの教室』(11)に、ビル・コンドンにより『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』(12)にキャスティングされた。伝説のバンド“クイーン”を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』(18)では、フロントマンのフレディ・マーキュリーを演じ、見事アカデミー賞®主演男優賞を受賞。
その他の出演作に、トロント国際映画祭やトライベッカ映画祭で上映されたサラ・アディナ・スミス監督・脚本による超現実ミステリー『バスターの壊れた心〈未〉』(16)、ポール・トーマス・アンダーソン監督作『ザ・マスター』(12)、スコット・ウォー監督作『ニード・フォー・スピード』(14)、スパイク・リー監督作『オールド・ボーイ』(13)、デスティン・ダニエル・クレットン監督作『ショート・ターム』(13)などがある。待機作は「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のシーズン4。また先日、『007』シリーズ最新作『BOND 25(仮)』への出演が発表された。公開は2020年予定。

イヴ・ヒューソン

ネネット|NENETTEイヴ・ヒューソン

魅力と才能を兼ね備える女優。最新作に、ジェイミー・フォックスとタロン・エガートン共演による、古典「ロビン・フッド」の映画作品『RobinHood(原題)』(18)のマリアン役や、レベッカ・アデルマン監督作『Paper Year(原題)』(18)などがある。
テレビでは、スティーヴン・ソダーバーグ監督作「TheNick/ザ・ニック」(14-15)に出演。同作で20世紀初頭に冒険のため南部からニューヨークにやって来た若く素朴な看護師を演じている。

ローラン・モラー

セリエ|CELIERローラン・モラー

アカデミー賞®外国語映画賞にノミネートされた作品『ヒトラーの忘れ物』(16)のスターとして最もよく知られる俳優。同作でデンマーク映画批評家協会の最優秀俳優を受賞し、トロント国際映画祭のプレミア上映で熱狂的な称賛を受け、その後サンダンスでも上映された。これまでに2度マイケル・ノアー監督と仕事をしており、『Northwest(原題)』(13)ではデンマーク映画批評家協会の最優秀助演俳優賞を受賞し、刑務所を舞台にした『R(原題)』(10)でも同賞にノミネートされ、賞賛を受けた。
最近では、リーアム・ニーソン共演のジャウム・コレット=セラ監督作『トレイン・ミッション』(18)、シャーリーズ・セロン共演のデヴィッド・リーチ監督作『アトミック・ブロンド』(17)、高い評価を受けているトビアス・リンホルム監督作『シージャック〈未〉』(12)などに出演している。

トミー・フラナガン

刺青の男|MASKED BRETONトミー・フラナガン

イギリス、グラスゴー出身の俳優。最近、大ヒットを記録したマーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17)でタルクを演じた。ビル・プルマンと共演した西部劇『TheBalladof Lefty Brown(原題)』(17)は、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で絶賛された。
ロバート・カーライルによって設立されたレインドッグ・シアターで3年間学び、才能を開花させた。「カッコーの巣の上で」「マクベス」など様々な舞台に出演。アカデミー賞®でいくつもの賞を受賞したメル・ギブソン監督の『ブレイブハート』(95)への出演をきっかけに、活動の主軸を映画に移す。ラッセル・クロウと共演したリドリー・スコット監督作『グラディエーター』(00)のほか、『シン・シティ』(05)、『エイリアンVSプレデター』(04)、『チャーリーズ・エンジェルフルスロットル』(03)、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(07)などに出演。犯罪ドラマシリーズ「サン・オブ・アナーキー」(08-14)でチャーリー・ハナムと共演し、7シーズンレギュラー出演した。「ライ・トゥ・ミー嘘は真実を語る」(09-11)、「GOTHAM/ゴッサム」(15-16)、「ピーキー・ブラインダーズ」(13)、「リベンジ」(14-15)などのテレビシリーズにも出演。

ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン

刑務所長|WARDEN BARROTヨリック・ヴァン・
ヴァーヘニンゲン

オランダ出身の俳優、監督、作家。キャリアの最初の15年間はオランダの舞台で活動し、その後映画業界に進出した。ダナ・ネクスタン監督のオランダ映画『TotalLoss(原題)』(00)がロサンゼルスのAFIアワードに出品されたことがきっかけとなり、アメリカに拠点を移す。この20年間はハリウッドで仕事をし続け、クライヴ・オーウェン、アンジェリーナ・ジョリー共演の『すべては愛のために』(03)、テレンス・マリック監督作『ニュー・ワールド』(05)、ヴィン・ディーゼル共演の『リディック』(04)、マーティン・シーン共演の『星の旅人たち』(10)、デヴィッド・フィンチャー監督作『ドラゴン・タトゥーの女』(11)、クリス・ヘムズワース共演の『ブラックハット』(15)など多くの映画に登場している。
マルティン・コールホーヴェン監督作『フォース・ダウン敵地脱出〈未〉』(08)など数多くのヨーロッパ映画にも出演しており、ピーター・グリーナウェイ監督とは長年一緒に仕事をしている。

STAFF

マイケル・ノアー

監督|MICHAEL NOERマイケル・ノアー

2003年にデンマーク国立映画学校を卒業。自身の世代において、最も才能ある監督の一人としての地位を確立している。いくつかの短編とドキュメンタリーを監督後、トビアス・リンホルムと共同で監督・脚本を務めたデビュー作の、刑務所を舞台にした『R(原題)』(10)で国際的にブレイクする。同作はたちまち映画祭の人気者となり、国際的に数々の栄誉に輝いた。ノアーとリンホルムは、同作でノルディスク・フィルム賞とカール・テオドア・ドライヤー賞を受賞した。
次の作品、コペンハーゲンのギャングを描いたドラマ『Northwest(原題)』(13)でも国際的な注目を大いに浴びた。3作目の長編『Key House Mirror(英題)』(15)では熟年の恋人たちを描き、ノアーの多様性を示した。最新作にデンマーク映画『Nelly(原題)』が控えている。

脚本|AARON GUZIKOWSKIアーロン・グジコウスキ

ヒュー・ジャックマンやジェイク・ギレンホールが出演し、130億円を超える世界興収を稼いだドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作『プリズナーズ』(13)で知られる脚本家。同作の次に、マーク・ウォールバーグ主演のバルタザール・コルマウクル監督作『ハード・ラッシュ』(12)の脚本を務めたほか、モンスター映画の古典『狼男』(41)のユニバーサルによるリブート版や、パラマウント社による『13日の金曜日』(80)のリブート版なども手掛けている。
テレビでは、ジェイソン・モモア、マーティン・ヘンダーソン、ジュリアンヌ・ニコルソン出演の「The Red Road(原題)」(14-15)の脚本と製作総指揮を務めている。

オリジナル脚本|DALTON TRUMBOダルトン・トランボ

スティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマン出演のオリジナル版『パピヨン』(73)の共同脚本を務めた、2度のオスカーに輝く脚本家。1947年、下院日米活動委員会(HUAC)にて、映画業界における共産主義の影響についての証言を拒んだ後、悪名高いハリウッド・ブラックリストに耐えたことで最も知られているかもしれない。その才能により、映画製作者たちから敬遠されることはなく、秘密裏に仕事を続けた。別の名前で『ローマの休日』(53)と『黒い牝牛』(56)の原案・脚本を手掛け、両作品ともアカデミー賞®原案賞を受賞。
1960年までにブラックリストの権威は衰退し、監督のオットー・プレミンジャー(『栄光への脱出』(69))と俳優・プロデューサーのカーク・ダグラス(『スパルタカス』(60))はそれらの作品におけるトランボの功績を保証した。最終的に全米脚本家協会は、60年間にわたる彼の仕事──20世紀の最も注目すべき作品のいくつかにおいて彼の功績を認めた。主要な作品に、『拳銃魔』(49)、『追憶』(73)、『東京上空三十秒』(44)、『ジョニーは戦場へ行った』(71)などがある。彼の最後の作品は、スティーヴン・スピルバーグ監督作『オールウェイズ』(89)だが、彼の『Montezuma(原題)』が土台となった、スピルバーグの別のプロジェクトであるAmazon製作のドラマシリーズ「Cortes(原題)」が現在進行中。
トランボが題材となった、ジェイ・ローチ監督による2015年の伝記映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』では、主演のブライアン・クランストンがアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされた。

プロデューサー|JOEY MCFARLANDジョーイ・マクファーランド

アカデミー賞®ノミネートを果たしたマーティン・スコセッシ監督作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)の製作で知られるプロデューサー。2011年、ヴァラエティ誌の“注目すべきプロデューサーTOP10”に選出された。これまで手掛けた作品に、アダム・スコット主演の『Friends With Kids(原題)』(11)、ケイシー・アフレック、クリスチャン・ベイル出演のスコット・クーパー監督作『ファーナス/訣別の朝』(13)、ダニエル・ラドクリフ主演のアレクサンドル・アジャ監督作『ホーンズ容疑者と告白の角』(13)、ジム・キャリー主演のファレリー兄弟監督作『帰って来たMr.ダマーバカMAX!』(14)、ウィル・フェレル、マーク・ウォールバーグ出演のショーン・アンダース監督作『パパVS新しいパパ〈未〉』(15)などがある。
ケンタッキー州、ルイビルに生まれ、デサレス高校、デサレス大学を卒業している。

撮影監督|HAGEN BOGDANSKIハーゲン・ボグダンスキー

2006年にドイツ映画賞を受賞した『善き人のためのソナタ』(06)、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)、『ケース39〈未〉』(09)などで知られる。撮影技師として働く前は、ベルリンのドイツ写真科学大学院で学び、ジャエノ・ロールやクサファー・シュヴァルツェンベルガーなどの撮影監督のアシスタントを務めた。

美術|TOM MEYERトム・マイヤー

近年はニック・マチュー監督作『スペクトル〈未〉』(16)に携わり、ジェームズ・キャメロン製作、ショーン・レヴィ監督で、『ミクロの決死圏』(66)のリメイク版が公開を控えている。レヴィ監督とは『リアル・スティール』(11)でも一緒に仕事をしている。その他に手がけた作品は、『ジョナ・ヘックス〈未〉』(10)、『マシュー・マコノヒーマーシャルの奇跡〈未〉』(06)、『ウェルカム トゥ コリンウッド』(02)などがある。また、美術監督組合賞を受賞したHBO作品『Pu-239(原題)』(06)などにも携わった。

衣装デザイナー|BOJANA NIKITOVICボヤナ・ニキドヴィッチ

セルビア、ベオグラード生まれの衣装デザイナー。キャリアの初期には、主に東ヨーロッパのテレビ番組で働き、彼女の最初の国際的な作品はジェラルド・バトラー、ブライアン・コックス主演のレイフ・ファインズ監督作品『英雄の証明』(11)となった。
これまでに様々な著名監督と組んでおり、『ゴーストライダー2』(11)でマーク・ネヴェルダイン監督とブライアン・テイラー監督、『アンロック/陰謀のコード』(17)でマイケル・アプテッド監督、『スパイ・レジェンド』(14)で、ロジャー・ドナルドソン監督などと仕事をした。その他、『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』(17)、『JUKAI-樹海-』(16)、ダイ・ハード/ラスト・デイ』(12)、『レッド・バレッツ』(11)などがある。最新作は、キーラ・ナイトレイとアレクサンダー・スカルスガルド主演のジェームズ・ケント監督による第二次世界大戦映画『The Aftermath(原題)』(19)。

作曲|DAVID BUCKLEYデヴィッド・バックリー

エミー賞ノミネート歴のあるイギリス生まれの作曲家。最初に映画音楽に関わったのは、大聖堂の聖歌隊として、マーティン・スコセッシ監督の『最後の誘惑』(88)で、ピーター・ガブリエルの楽曲を演奏することであった。その後ケンブリッジ大学で音楽教育を続け、後にそこで教壇に立つことになる。卒業後ロンドンに移り住み、テレビ番組やコマーシャルの音楽を手掛け、輝かしいキャリアがスタートする。2006年にはロサンゼルスに拠点を移し、『シュレック3』(07)、『マウス・タウンロディとリタの大冒険〈未〉』(06)、『ナンバー23』(07)、『ゴーン・ベイビー・ゴーン〈未〉』(07)などの作品でハリー・グレッグソン=ウィリアムズとコラボレーションを始める。また『ワンダーウーマン』(17)、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(15)、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(17)、『フィフティ・シェイズ・フリード』(18)、『ビッグ・アイズ』(14)、『ニューヨーク冬物語』(14)、『アメリカン・ハッスル』(13)、『ジョイ〈未〉』(15)などの音楽にも携わっている。
最近は、ポール・グリーングラス監督作『ジェイソン・ボーン』(16)でジョン・パウエルと共に作曲を担当。ルイ・レテリエ監督、サシャ・バロン・コーエン主演のコメディー『The Brothers Grimsby(原題)』(16)、シェーン・ブラック監督作『ナイスガイズ!』(16)なども手掛けている。その他の作品に、ジョエル・シューマカー監督作『ブラッド・クリーク〈未〉』(09)、『ザ・タウン』(10)、『ドラゴン・キングダム』(08)などがある。
テレビでは、CBSのヒットドラマ「グッド・ワイフ」(09-16)と「The GoodFight/ザ・グッド・ファイト」(17-18)の音楽を作曲したほか、CBSの「MercyStreet(原題)」(16-17)、やFoxの「The Gifted ザ・ギフテッド」(17-18)などを手掛けている。映画やテレビだけでなく、多くのビデオゲームにも音楽を書いている。

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