応援コメント

強く心に響き、私を幸せにした。
なんて美しい映画だろう!

エミール・クストリッツァ(映画監督)

『ブランカとギター弾き』の気品溢れる映像美に、
私は嫉妬した。
その路上は決して「貧民街」ではなく、
一つの「詩」である。
登場人物たちの誇り高さは全てのフレームの中で
祝福され、
ブランカの笑顔のごとく真実であり、
愛のように貪欲だ。
映画に登場する人物の在り方は
盲目のピーターが感じるように共鳴し魅了し続ける。
この映画は路上を引き上げ、祝福する路上の映画だ。
そして、私たちが分かち合うべき「信頼」と、
それを「必要」としている全ての人に向けての物語である。

クリストファー・ドイル(撮影監督)

ブランカという少女の
辿り着いた
一つの愛の形に
涙が止まらなかった。

浅野忠信(俳優)

私は映画が終わると、
エンドロールで誰がこの映画に携わったのか、
詳しく見るのが好きだ。
でも、『ブランカとギター弾き』を見た後は、
最後のシーンの余韻で、
エンドロールも全く文字を追えず、
会場の明かりがついても、
しばらく立ち上がれなかった。
幸せの形は人それぞれだ。
近くにありすぎて見えない幸せもある。
それに気付くことができて、
それに心から感謝できた時、
人は本当に幸せになれるんだと思った。

上原ひろみ(ピアニスト)

目に見えるもの、お金で買えるもの。
それ以上のものが、確かにある。
生きることを愛したくなる映画。

俵万智(歌人)

哀しみ、苦しみがあっても、愛がいっぱい。
ピーターのギターの音色が心地良い。

草刈正雄(俳優)

悪にサイズはないにしても、
未熟な悪を振る舞わなければならない子供たち。
けれど重要なのは、『ブランカとギター弾き』には、
ファンタジーが貫かれていることだ。
子供たちのその振る舞いを
罪だと言い切れる大人はいない。
そして何よりも、水晶より美しい羊水からできている
ブランカの涙は最高のギフトだ。
共振する自分の涙まで浄化されるようだ。
表現とはそういうことだと思う。

盲目の男は
「映画の中の出来事は全て本当のことなんだ」と言う。
小さな奇跡の連続に感謝した。
映画から戦争がなくせるのなら、
この世界もそうなるのかもしれないと、
信じたくなる作品。
そして、子供たちはもう盗まなくなる。
静かな祈りをありがとう。

UA(歌手)

物語ってことを忘れて見ていた。
少女のまっすぐな眼差しが
私の心まできれいにしてくれたんだ。
ありがとう!

竹下景子(女優)

スラムを馳け廻る少年少女たち。
お金も家も親も無い彼らなのに、
今までに逢ったどこの誰よりも
色っぽくて眩しかった。

村上虹郎(俳優)

ベッドの上で眠れるというだけで感激する
少女ブランカの愛おしさは並大抵ではありません。
陳腐かも知れませんが、
心が温かくなる本当に素敵な映画です。

ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

とてもリアルが詰まっている映画。
見終わった後に何故か自分が
ミュージシャンであることに誇りを覚えました。
リアルが詰まっていて画面の中は美しい、
そして格好良い!

HSU/Suchmos(ミュージシャン)

旅に出て、自分を好きになろう!
しあわせも、生きたい場所も、
本当は、自分自身で決めていいのだ。

たかのてるこ(地球の広報・旅人・エッセイスト)

知らない世界に少し戸惑いながら、
ブランカとピーターの交流や逞しく生きる姿に、
そしてブランカの力強く繊細な歌声に、胸を打たれました。
なんて美しいのだろう、と。
守ることや信じること、共に生きていくこと、
すべてが愛なのだと感じました。
家族とは、安らぎとは、そして幸せとは。
私も自分なりに見つめ合いたいと思いました。

ブランカの自然体な雰囲気や、次第に移り変わる心模様に寄り添えたら、と演じました。
胸が苦しくなるシーンもありましたが、
収録を終えて、切なくもとても温かい気持ちになりました。
私にとって本格的な吹替が初めての挑戦だったこともあり、
とても緊張していましたが、この映画の魅力を多くの方に届けられたらうれしいです。
ブランカの声を演じられて、改めてこの素敵な作品に携われたことを幸せに思います。

新田恵海
(声優 /『ブランカとギター弾き』音声ガイド・ブランカ役)

盲目のギター弾きピーターというキャラクターの吹き替えを担当、
心引き締まる思いで収録日を迎えました。
生きて行くために自分の居場所を見つける為に歩み続ける二人。
監督の「ごく自然に演じてほしい」
との注文を胸に臨んだアフレコでした。
置かれた境遇に引き込まれそうになるのを抑え、
素朴で明るく温かいそして自然にをイメージに…はたして…。
気がかりを胸に劇場に向かいます。

柴田秀勝
(声優 /『ブランカとギター弾き』音声ガイド・ピーター役)

居場所を求め愛を探しにでた路上に暮らす
少女ブランカの旅は過酷ながらも
画面からは決して消え失せることのない
信じる輝きと愛おしい眼差しが映しだされていた。
ありがとう!

野村友里(料理人)

チャップリンとディケンズが
マニラの喧騒で出会った……。
まさに、そんな映画だ。

シネマニア

おとぎ話のような手触りを持つ、愛しい映画だ。

レ・フィッシュ・デュ・シネマ

晴れやかなマニラの街にあふれる色彩が美しい!

ハリウッド・リポーター

少女が生きる過酷な毎日に息づく、
ささやかな喜びときらめきを見事に捉えている。

テレラマ

エモーショナルな人間ドラマと
マニラという街のルポルタージュの、
見事なミックス。

ル・ヌーヴェル・オブザルヴァトゥール

メロドラマ的なシナリオの中を
縦横無尽に駆け回るキャスト。
そのバランスが素晴らしい。

ルマニテ