INTRODUCTION

イントロダクション

マイケル・ムーア、ケイト・ブランシェットら映画人が絶賛、
戦争と人間を赤裸々に映しだす、
緊迫のドキュメンタリー!

各国の映画人を衝撃と感動の渦に巻き込み、数々の映画賞を受賞。批評サイト・ロッテントマトにて批評家99%、観客97%(2019年12月12日付)と双方より高評価を獲得している傑作ドキュメンタリー映画がいよいよ公開となる。いまだ解決をみない未曽有の戦地シリア。本作は、2012年から都市アレッポ陥落となる2016年までが、若き母親ワアドの目を通して綴られていく。街で最後の一つとなった病院を運営する夫とともに戦場に残り、真実を映像に残すことを心に決めたワアドは、無差別な空爆で無残にも失われていく命、そして祖国を愛する人々の悲しみをひるむことなくカメラにおさめる。死と隣り合わせの中で彼女がとらえた貴重な映像は、戦争と女性、家族の有り様を現代的に、人間の根源的な愛情をもってつぶさに見つめ世界中を驚愕させた。

STORY

あらすじ

死者数十万人。
泥沼化する戦地シリアで、
いま何が起こっているのか――

ジャーナリストに憧れる学生ワアドは、デモ運動への参加をきっかけにスマホでの撮影を始める。しかし、平和を願う彼女の想いとは裏腹に、内戦は激化の一途を辿り、独裁政権により美しかった都市は破壊されていく。そんな中、ワアドは医師を目指す若者ハムザと出会う。彼は仲間たちと廃墟の中に病院を設け、日々繰り返される空爆の犠牲者の治療にあたっていたが、多くは血まみれの床の上で命を落としていく。非情な世界の中で、二人は夫婦となり、彼らの間に新しい命が誕生する。彼女は自由と平和への願いを込めて、アラビア語で“空”を意味する“サマ”と名付けられた。幸せもつかの間、政府側の攻撃は激しさを増していき、ハムザの病院は街で最後の医療機関となる。明日をも知れぬ身で母となったワアドは家族や愛すべき人々の生きた証を映像として残すことを心に誓うのだった。すべては娘のために――。

DIRECTORS

監督のメッセージ
監 督

ワアド・アルカティーブ

WAAD AL-KATEAB
ワアド・アルカティーブ
監 督

エドワード・ワッツ

EDWARD WATTS
エドワード・ワッツ

AWARDS

受賞歴
images

本年度アカデミー賞®ノミネート!
〈長編ドキュメンタリー部門〉

カンヌ国際映画祭
受賞:最優秀ドキュメンタリー賞

ナショナル・ボード・オブ・レビュー
受賞:表現の自由賞

シネマ・アイ・オナーズ
受賞:アンフォゲッタブルズ賞
ノミネート:プロダクション賞、長編ドキュメンタリー賞、観客賞

インディペンデント・スピリット賞
ノミネート:ドキュメンタリー映画賞

サテライト・アワード
ノミネート:ドキュメンタリー映画賞

全米製作者組合賞
ノミネート:ドキュメンタリー映画プロデューサー賞

ベルゲン国際映画祭
受賞:Checkpoints賞

ビオグラフィルム映画祭
受賞:Best Film Unipol賞、観客賞

英国インディペンデント映画賞
受賞:ドキュメンタリー賞、監督賞、作品賞、編集賞
ノミネート:作曲賞

カルタゴ映画祭
受賞:タニト・ドール賞(最優秀作品賞)

放送映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞
ノミネート:ナレーション賞、監督賞

ドクフェスト国際ドキュメンタリー&短編映画祭
ノミネート:人権ドキュメンタリー賞

ダーバン国際映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞

ヨーロッパ映画賞
受賞:ドキュメンタリー映画賞

Film Club's The Lost Weekend
受賞:ドキュメンタリー監督賞

ケルン映画祭
ノミネート:フェニックス賞

ゴールウェイ・フラー映画祭
受賞:人権賞 ノミネート:長編ドキュメンタリー賞

ギムリ映画祭 受賞:審査員特別賞

グアナファト国際映画祭
受賞:長編ドキュメンタリー賞

ハンプトン国際映画祭
受賞:作品賞

カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭
受賞:審査員特別賞
ノミネート:観客賞、ドキュメンタリー映画賞

マキナ・ブラザーズ映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞

IDAアワード
受賞:作品賞(長編部門)、Courage Under Fire賞
ノミネート:監督賞

Lighthouse国際映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞(観客部門)

メルボルン国際映画祭
ノミネート:ドキュメンタリー映画賞(観客部門)

ミルウォーキー映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞(ドキュメンタリー審査員部門)、Mohamed Amin Courage in Filmmaking賞

ミネアポリス・セントポール国際映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞(観客部門)

ミュンヘン国際映画祭
受賞:観客賞

ナンタケット映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞

ニューポート・ビーチ映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞(審査員部門)

オデサ国際映画祭
受賞:特別賞(ドキュメンタリー部門)

ケベックシティ映画祭
受賞:特別賞(学生審査員部門)

リバーラン国際映画祭
受賞:撮影賞(長編ドキュメンタリー・審査員部門)

サウス・バイ・サウスウエスト映画祭
受賞:長編ドキュメンタリー賞(観客部門)、長編ドキュメンタリー賞(審査員部門)

シアトル国際映画祭
ノミネート:監督賞

シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭
受賞:ドキュメンタリー映画賞(観客部門)、特別賞(審査員部門)
ノミネート:ドキュメンタリー映画賞(審査員部門)

マウンテンフィルム映画祭
受賞:Norman Vaughan Indomitable Spirit賞

トラバースシティ映画祭 受賞:グランプリ

ロサンゼルス・アジアン・パシフィック映画祭
受賞:長編ドキュメンタリー賞(審査員部門)

ワシントンDC映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー賞

アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭
受賞:観客賞

女性映画批評家協会
ノミネート:女性による、または女性についての最優秀ドキュメンタリー賞

シカゴ映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー映画賞

英国アカデミー賞
ノミネート:英国作品賞、外国語作品賞、ドキュメンタリー賞、新人脚本家・監督・プロデューサー賞

女性映画ジャーナリスト同盟
ノミネート:ドキュメンタリー賞

ロンドン映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー賞 ブレイクスルー映画人賞

オンライン映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー賞

シアトル映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー賞

サンフランシスコ映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー賞

ヒューストン映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー賞

バンクーバー映画批評家協会賞
ノミネート:ドキュメンタリー賞

(2020年1月14日現在、更新中)

THEATER

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