アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞有力候補

トランプ大統領〟誕生は、この男の失態のおかげ!?

ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ

週刊ウィーナー

2/18(土)初日トークイベント開催決定!加藤紗里さん登場

  • 誰の心の中にも「ウイーナー」は潜んでいるんです。 ―辛坊治郎(ニュースキャスター)
  • 炎上の苦悩を体験したいならこれを見て!! ―加藤紗里(炎上売名撲滅委員)
  • 私はウィーナーという政治家に一票を投じます! ―春香クリスティーン(タレント)
  • この映画の中で起きたことが遠因になって、ドナルド・トランプが大統領になってしまった。 ―想田和弘(映画作家)
  • 実に面白い密着ドキュメンタリー映画。 ―鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
  • 二人は日米を代表する戦士である!! ―マック赤坂(政治活動家)
  • これほど面白くて悲しくて滑稽で豊かな作品はめったにない。 ―森達也(映画監督・作家)
  • 悲劇も観る側には喜劇。 ―上西小百合(衆議院議員)
  • 人間はここまで覗き趣味に堕落したかと思うと哀しくなります。 ―ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
  • 自己愛が強すぎる上に隙だらけ。 ―松江哲明(ドキュメンタリー監督)
  • ホントに痛々しい男の生々しいドキュメンタリー。 ―☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm)
  • こんな(面白い)政治ドキュメンタリー見たことない!! ―山路徹(ジャーナリスト)
  • ウィーナー、男としては嫌いになれねえ! ―掟ポルシェ
  • 惨いシーンの連続だ。 ―堀潤(ジャーナリスト/キャスター)
  • 現代の政治の在り方を問う一大スペクタクルだ。 ―ウォール・ストリート・ジャーナル
  • 史上最高の政治ドキュメンタリー。 ―IndieWire
  • 選挙戦の裏側にここまで密着できたのか? ―ロサンゼルス・タイムズ
  • 危機に陥った政治活動をここまで愉快に映し出せるとは! -ヴァラエティ
  • トランプの影を感じずにはいられない。 -ハフィントン・ポスト
  • 私的な問題に公的な場で対処するか ―ワシントン・ポスト
  • 「こんな映画が撮りたい」。 ―ガーディアン
  • 完璧なドキュメンタリー ―ニューヨーク・ポスト

INTRO

FBIがアンソニー・ウィーナー元下院議員の捜査を行う中で浮上した!!

2011年、連邦下院議員だったアンソニー・ウィーナーの人気は凄まじかった。若くハンサムなルックスに鋭く明快なトークスキル。長年、ヒラリー・クリントンの右腕を務める才色兼備の妻フーマと並ぶ姿はまさに「理想のカップル」そのもので、オバマ大統領に続く民主党の若手として注目されていた。そんなある日、ウィーナーはツイッターに自らの「ブリーフ一枚の下半身写真」を誤って投下してしまう。何と彼には、女性と性的なメッセージや画像を送り合う〝セクスティング〟という隠された性癖があったのだ!

「私なら辞める」―バラク・オバマ

「ヘンタイに用はない!」―ドナルド・トランプ

ハッカーの存在を仄めかすものの時すでに遅し、彼の性スキャンダルは瞬く間に全米に知られ、泣く泣く議員を辞職するはめに。しかし二年後、ウィーナーは再起を賭けてニューヨーク市長選に立候補する。「もう一度、チャンスを与えてほしい」と訴える真摯な姿勢は人々の心を動かし、アッという間に支持率トップに!と、思った矢先、またしても新たなる疑惑が持ち上がる……これが人間の性(サガ)なのか?とんでもない戦略とダマし合いに満ちた米国選挙の舞台裏。笑いと涙と愛と憎悪に包まれた、波乱万丈のリアル人間劇場へようこそ!

CHARACTER

秘密の写真を〝ツイッター〟に誤ってアップしてしまう、その瞬間まで…。

【アンソニー・ウィーナー年表】

  • 1964年9月4日

    弁護士の父と数学教師の母のもと、ニューヨーク市ブルックリン区に生まれる。

  • 1981年

    ニューヨーク州立大学プラッツバーグ校入学。政治に興味を抱き、学生議会の活動などに積極的に参加。

  • 1985年

    政治学学士号取得。民主党上院議員であったチャック・シューマーの下で働き始める。

  • 1991年

    シューマーから勧められ、ニューヨーク市議会議員選に立候補、初当選を果たす。

  • 1998年

    連邦下院議員選挙に当選。

  • 2010年7月

    ヒラリー・クリントンの側近フーマ・アベディンと結婚。

  • 2011年5月27日

    Twitterに過って自身のブリーフ1枚の下半身写真を投稿。すぐに削除するも、スクリーンショットが瞬く間に拡散。ウィーナーは自らの関与を否定し、ハッキングの可能性を主張。

  • 2011年6月6日

    ウィーナーがセクスティングに使用した半裸写真が報道される。ウィーナーは会見を開き、一連の写真が全て自ら撮影し送ったものであることを認めた。さらに3年間に渡り6人の女性に性的な写真を送っていたことを認め、謝罪した。

  • 2011年6月21日

    議員辞職。

  • 2011年12月

    フーマとの第一子となる息子が誕生。

  • 2013年4月10日

    ニューヨーク市長選に立候補。

  • 2013年7月23日

    辞職後1年以上に渡って、SNSで“カルロス・デンジャー”という偽名を使い、当時22歳の女性に、性的な写真を送りつけるなどセクスティングを行っていたことが発覚。

  • 2016年5月20日

    『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』がアメリカで劇場公開される。

  • 2016年8月28日

    ウィーナーの新たなセクスティングがスクープされる。

  • 2016年8月29日

    妻フーマに離婚の意向があることが報じられる。

  • 2016年9月21日

    ウィーナーの15歳少女とのセクスティングが報じられる。

  • 2016年10月

    ウィーナーの事件に関係して、FBIがフーマの約65万通のメールも捜査の対象とし、ウィーナーとフーマの共有の端末を押収。そこにクリントンの自宅の私用メールサーバーが送受信したメッセージが何千通も含まれている可能性があることが発覚する。

  • 2016年11月8日

    ヒラリー・クリントンがアメリカ大統領選に落選。

人物相関図

STAFF

  • JOSH KRIEGMAN

    ジョシュ・クリーグマン【監督】

    ノンフィクション映画やPBS、MTVなどのTV番組を手掛けた後、自身にとって初のインディペンデント長編ドキュメンタリー『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』の監督・撮影・製作を務める。映画製作の前は、議員辞職へ導いたセクスティング・スキャンダルが発覚する数年前のウィーナー下院議員を含む、地方議会・連邦議会を目指す者たちの政治コンサルタントや選挙アドバイザーとして働いていた。

  • ELYSE STEINBERG

    エリース・スタインバーグ【監督】

    高い評価を得た長編TVドキュメンタリー「The Trial of Saddam Hussein」(07)の脚本・製作・監督を務め、同作は元独裁者の裁判の真相に迫り、論争を巻き起こす暴露となった。その他、MTVやA&Eの番組に加え、刑務所のリフォームや少年法に迫るPBSのTVシリーズ「Need to Know」(10-)なども手掛ける。

THEATER

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