CAST -キャスト-
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モンテ
ロバート・パティンソン挑戦的な役を追求し続け、新しいプロジェクトごとに進化し、革新的なパフォーマンスで世界中の観客を魅了する俳優。
2018年、ミア・ワシコウスカと共演したデヴィッド&ネイサン・ゼルナー兄弟の監督作『Damsel(原題)』がマグノリア・ピクチャーズにより公開され、最愛の女性と結婚するためにアメリカの辺境地帯を横断して冒険する、裕福な開拓者のサミュエル・アラバスターを演じ、そのコミカルな演技で絶賛を受けた。
ロバート・エガース監督作『The Lighthouse(原題)』(19)では、ウィリアム・デフォーと共演。Netflixのデヴィッド・ミショッド監督作品『The King(原題)』(19)もプロダクションが完成したばかりだ。パティンソンは“王太子”を演じ、ティモシー・シャラメとジョエル・エドガートンと共演している。また最近、ジョシュア&ベニー・サフディ兄弟の『グッド・タイム』(17)にも主演。主人公が弟を刑務所から連れ出すため、ニューヨークの暗黒街への旅に乗り出す物語で、2017年のカンヌ国際映画祭で6分間のスタンディングオベーションを受け、大絶賛された。同年、ジェームズ・グレイ監督の『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』でチャーリー・ハナム、シエナ・ミラー、トム・ホランドと共演。実話を基にした同作は、1920年代のアマゾンで不思議な街を探している間に姿を消したイギリスの探検家パーシー・フォーセットを描いている。また、2013年よりディオールオムの香水のモデルを務めている。さらに、2015年、世界中の孤児や弱い立場の子供たちの生活を向上させるための国際的なNPO団体であるGOキャンペーンの最初のアンバサダーに任命され、今も積極的に活動している。
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ディブス医師
ジュリエット・ビノシュフランス人女優であるジュリエット・ビノシュは、これまでに60以上の映画に出演し、数多くの国際的な映画賞を受賞しており、舞台と映画で世界を股にかけ活躍している。
アーティスティックな経歴を持つ彼女は、思春期の頃に演技のレッスンを受け始めた。いくつかの舞台出演のあと、ジャン・リュック・ゴダール(『ゴダールのマリア』(84))、ジャック・ドワイヨン(『家族生活』(85))、そして『ランデヴー』(85)で彼女をフランスのスターに押し上げたアンドレ・テシネといった、作家主義的な映画監督たちの作品に参加。
英語での映画デビューとなった、フィリップ・カウフマン監督による『存在の耐えられない軽さ』(88)での官能的な演技で、国際的なキャリアがスタートした。『トリコロール/青の愛』(93)でクシシュトフ・キェシロフスキー監督と組み、その演技で、ヴェネツィア国際映画祭の最優秀女優賞とセザール賞を獲得。
3年後、アンソニー・ミンゲラ監督作『イングリッシュ・ペイシェント』(96)でさらなる評価を得たビノシュは、アカデミー賞Rと英国アカデミー賞の最優秀助演女優賞、そして1997年のベルリン国際映画祭・最優秀女優賞を受賞した。
2000年代には、主流作品とアート系作品の両方においてフランス語と英語の役柄を交互に演じ、輝かしいキャリアを維持した。2010年、アッバス・キアロスタミ監督作『トスカーナの贋作』でカンヌ国際映画祭の最優秀女優賞に輝き、ヨーロッパ初の“最優秀女優賞三冠王”(ベルリン、カンヌ、ヴェネツィア)となった。
その他の注目作品に、『汚れた血』(86)、『ポンヌフの恋人』(91)、『ダメージ』(92)、『プロヴァンスの恋』(95)、『コード・アンノウン<未>』(00)、『ショコラ』(00)、『隠された記憶』(05)、『こわれゆく世界の中で』(06)、『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』(07)、『カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇<未>』(13)、『アクトレス ~女たちの舞台~』(14)、『ゴースト・イン・ザ・シェル』(17)、『レット・ザ・サンシャイン・イン<未>』(17)などがある。
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ボイジー
ミア・ゴスここ数年で新人スターとしての地位を確立しているイギリスの女優。
クラシックホラーの有名なダリオ・アルジェント監督による1977年の『サスペリア』のリメイク版で、2018年に公開されたルカ・グァダニーノ監督による同名作品『サスペリア』で高い評価を得る。同作は2018年ヴェネツィア国際映画祭にてプレミア上映されている。同年公開のセルジオ・G・サンチェス監督作『マローボーン家の掟』(17)では、ジョージ・マッケイとチャーリー・ヒートンと共演。同作は2017年のトロント国際映画祭でプレミア上映された。 2017年に20世紀フォックスによってリリースされたゴア・ヴァービンスキー監督作『キュア~禁断の隔離病棟~<未>』(17)に主演し、デイン・デハーンと共演。2015年、ステファン・フィンレトン監督でマーティン・マッキャンと共演したSFスリラー『The Survivalist(原題)』(15)で主演。同作は2015年のトライベッカ映画祭でプレミア上映され、同年の英国インディペンデント映画賞で有望新人賞にノミネートされた。
その他の作品に、演技デビューとなった、シャルロット・ゲンズブールやシャイア・ラブーフと共演したラース・フォン・トリアー監督作『ニンフォマニアック Vol.2』(13)、ロビン・ライト、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリンと共演した『エベレスト 3D』(15)などがある。称賛されたテレビシリーズ「刑事ヴァランダー」(15)にゲスト出演したほか、同じくテレビシリーズの「トンネル 国境に落ちた血」(13)にも3エピソードでゲスト出演している。
ゴスは現在、デイン・デハーン、ミア・ワシコウスカ、アンセル・エルゴートと共に、プラダの新しいフレグランスキャンペーンのモデルを務めている。
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チャーニー
アンドレ・ベンジャミンミュージシャン、音楽プロデューサー、俳優。ヴィジュアルアーティストとしてもトレンドを超越する才能を持ち、最先端のアーティスト、コラボレーターと評価される。
ラップデュオ「アウトキャスト」として音楽デビューを果たし、2004年のグラミー賞では、現在では1100万枚以上の売り上げを誇るアルバム「Speakerboxxx/The Love Below」で最優秀アルバム賞を含む3つの賞を受賞した。デュオとしては、過去6つのグラミー賞を受賞している。また自身としては多くの素晴らしいアーティストたちの楽曲へのコラボ参加が、度々評価されている。
映画では、禁酒法時代のアメリカ南部の音楽シーンを舞台にした『アイドルワイルド』(06)に出演。アウトキャストでコンビを組んでいるビッグ・ボーイとともに、サウンドトラックも手掛けている。その他の出演作に、ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、ヴィンス・ヴォーン、セドリック・ジ・エンターテイナー等と共演した『Be Cool/ビー・クール』(05)、マーク・ウォールバーグと共演したジョン・シングルトン監督作『フォー・ブラザーズl/狼たちの誓い』(05)、ウィル・フェレルと共演したコメディー『俺たちダンクシューター』(08)、『バトル・イン・シアトル<未>』(07)、『華麗なるギャツビー』(13)、など。
最近、アカデミー賞受賞歴のあるジョン・リドリー監督・脚本による『JIMI:栄光への軌跡』(13)でジミ・ヘンドリックス役を演じ、インディペンデント・スピリット賞の最優秀主演男優賞にノミネートされた。